PS 長岡 渚

2015年入社
東京大学大学院農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 卒業
入社時から現在までのキャリアステップと現在の仕事内容を教えてください。
入社から7年間、高崎工場にて複数の仕事を経験してきました。まずは洗剤の主原料である界面活性剤を取り扱う化学プロセスにて、プロセスでのロス削減や品質の安定性向上に取り組み、PSとして基盤となる考え方やワークプロセスを身に着けました。その後は、JOYやファブリーズの新製品立ち上げの工場リーダーを担当し、他Function含む工場内外の人たちとの協同していく中で、工場の視点から工程管理や最適化を担当しました。現在は、ジェルボール製造チームのグループリーダーとして市場へ製品を日々安定供給させること、また効率的な生産能力や組織体制の構築に取り組んでいます。

P&Gに入ってよかったと感じた瞬間は?
主に二つの瞬間があります。一つは、日々生産している製品やプロジェクトリーダーとして立ち上げた新製品が、実際に店頭に並んでいるのを見た時です。元々、生活に身近な日用品に携わりたくP&Gに入社を希望していたので、お客さんが実際に買ってくれていたり、テレビCMなどを見ると、嬉しいとともにモチベーションアップにもなっています。もう一つは、各仕事で直面する難しい課題を乗り越えられた時です。1年目から任される仕事範疇や裁量権も大きく、困難なことも多々ありました。周りの人たちの支えと共に、自分自身でも試行錯誤しながら仕事をやり遂げた時に、大きいな達成感と自身の成長を感じることができ、よかったと実感します。

あなたの考えるリーダーシップとはなんですか。
私にとってリーダーシップとは、個人・チームの力を最大限出す手助けをしながら、全体をあるべき目的・方向へ軌道修正していく力だと感じています。PSは組織も大きく、実際に私が今担当している仕事も70人を超えるチームからなっています。そんな中で、目指しているゴールやビジネスへの貢献を達成するためには、まず全員が同じ目的意識を持つことが重要だと考えています。目指すべき方向が揃うと同時に、それぞれの強み・弱みを理解した上で、その力を最大限引き出すには、私自身何ができるのかを日々意識しながら仕事をしています。

今後の目標とそれを達成するためにこれからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?
大きく二つあります。ひとつは、今後より大きな組織をまとめられるよう、中長期の戦略立案の力を身に着けることです。これまでは、ある程度決められていたゴールや、期間が決められているプロジェクトなどの実行をリードしてきましたが、今後は私自身が中長期の戦略自身を立てていく、そしてそれに向かってチームを動かしていく、ということを目指しています。もうひとつは、工場外での仕事経験です。よりPSの良さを生かした幅の広い経験・知識を得て、ものづくりの上流から下流まででの全体最適化を促進できる人材になりたいと思っています。このような将来像を上司などと話し合いながらキャリアステップを進めています。

P&Gへの就職を検討している方へのメッセージをお願いします。
私が就職活動中にP&Gに興味を持ったきっかけ・入社希望を強めた理由のひとつに、魅力的な社員や一緒に働いてみたい、と思える人達に出会えたというのがあります。ぜひ就職活動の中で、いろいろな社員と話をみてみたり、話を聞いたりしてみてください。迷ったり、不安に思うこともあると思いますが、少しでも皆さんの会社選びの手助けに役立てればと思いますし、より会社の魅力が伝わったり、私と同じように魅力を感じるきっかけになれば嬉しく思います。